篠原 匡 ニューヨーク支局長 日経ビジネス記者、日経ビジネスクロスメディア編集長を経て2015年1月からニューヨーク支局長。建設・不動産、地域モノ、人物ルポなどが得意分野。趣味は家庭菜園と競艇、出張。 この著者の記事を見る
いまから6年前、僕はとある国立大学の準研究員という仕事をしていたのですが、研究員というのは名ばかりで授業の手伝いからトイレの蛍光灯の交換までまかされる、いわば何でも屋でした。 その大きな仕事の一つが卒業論文を書いている学生の支援でしたが、たった6年前だというのにまだ卒論発表には OHP が主流ですべてのスライドは手作業で作っていました。私たちは中間発表や最終発表をひかえた学生たちが時間内に上手に発表を行えるようにスライド作りから発表練習の手伝いをしていました。 最近写真を整理していて、その時代に撮影した「OHP 発表でやってはいけないこと」を実演してみせた例の写真がでてきてまじまじとみていたところ、今でも参考になることが多くて、恥ずかしいのですが公開してみようと思いました。いやー、若いですねー。まだ 20 代の私です。 いくつか例を挙げてみると: スクリーンではなくて OHP の機械でスラ
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