概要 Log4Jはログ生成を制御するツールです。アプリケーションのデバッグ、システムの状態監視のために、ログ生成を行います。ログ生成の際、System.out.printlnやout.writeなどのメソッドを使用し、標準出力や外部ファイルにログを出力します。これらのやり方はアプリケーションの規模が大きくなるとログ生成停止、ログ生成範囲の変更など、ログの制御を行うことが困難になります。Log4Jを使用するとこれらの制御を簡易に行えるようになります。 Log4Jでは設定ファイルを使用し、ログ出力先の変更(コンソール、ファイル、Syslogデーモン、データベース、メールなど)、出力範囲の変更(パッケージ指定、クラス指定)、ログレベルの変更(DEBUG、INFO、WARN、ERROR、FATAL)などの制御が行えます。またLog4Jはアプリケーションの負荷に影響を与えないように十分考慮されて開発
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