原作のないオリジナルアニメ劇場版としては異例の最終興行収入11億円を超える大ヒットを記録。「第39回日本アカデミー賞」で優秀アニメーション作品賞も受賞している。 実写版「ここさけ」では、『近キョリ恋愛』『君に届け』など、高校生を主人公にした青春映画を手がけてきた熊澤尚人監督がメガホンを取る。 あらすじは以下の通りだ。 コミュニケーションが苦手で本音を言えない、やる気のない少年・坂上拓実は高校3年生のある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に突然任命され戸惑う。一緒に任命されたのは、全く接点のないクラスメイトの成瀬順。幼い頃に何気なく発した言葉によって家族がバラバラになってしまったことが原因で、喋ろうとすると腹痛が起きてしまい、コミュニケーションは筆談のみ。クラスメイトからは変わった子だと思われている。担任から出し物としてミュージカルを提案され、ヒロインを演じることになった順は、拓実