ソフトウェア開発事業を行う株式会社クレスコに勤める聖城美穂さんは、2年間の産休+育休を経て、6月に時短勤務で復帰したばかりのワーキングママだ。もともとシステムエンジニアとして入社したが、持ち前の明るいキャラクターを買われて現在は営業ウーマンとして外周りの仕事もこなしている。会社は子育てママに理解があり産休・育休を取る人も多く、4時退社も問題はない環境だ。 聖城家の朝は、7時に家族全員が起床するところからスタートする。長男の海斗君のトイレをすませ、着替えさせ、簡単な朝食を食べさせ、保育園に連れて行くのは夫の豊さんの仕事。美穂さんは、その分の時間を夫婦のお弁当準備や身支度に充てることができる。 夫婦間でよく話し合い、役割分担をすることで、忙しい朝もスムーズにスタートを切ることができている。 とはいえ、復帰前から二人で復帰後の段取りをすべて計画していたわけではない。育休中に考えていた復帰後対策は