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2009年2月6日のブックマーク (2件)

  • 2000-01-05

    正月というのは新春とか言って、一年の始まりではあるのだけど、実際にはこれから格的に冬になっていく訳で、冬というのは多くの生命にとって死の影が近づく時期で、終わりの季節でもある。だからということではないのだろうけど、ここ数日やたらと葬式が目につく。毎日、一日に一、二度は、葬儀の花環や白黒の幕のある家とか、駅前で案内する葬儀やの人とかを見かける。電車の窓からなんかも、あの白黒の幕がよく目につく。そういえばもう十年も前のことになるけど、ぼくの祖父が亡くなったのも、一月の初め頃だった。 人が死ぬという感覚が、だんだんと親しいものになってきた、という気がする。親しいもの、なんていうと誤解されるかもしれないけど・・・。さすがにまだ、自分が死ぬということに関しては、あまりリアルに考えられないのだけど、知っている人がこの世の中から居なくなってしまう、という感覚がかなり分るようになった、ということだ。でも

    2000-01-05
    tamai0911
    tamai0911 2009/02/06
    抽象的な思考とは、多分、身体を亡くして生きる、亡霊の思考だとも、言える。現代を生きる人間であるなら、誰でも幾分かは亡霊である、ということからは逃れられない。生き生きとしたもの、ばかりを追いかける人は、そのこと(自らも亡霊であること)から目を背けて、誤摩化してしまっているのだ。
  • 保坂和志《世界の奏でる選書フェア》 - m-sakane’s diary

    《最終版》(12月2日) 【御礼】 2ヶ月間に渡って開催致しました保坂和志《世界の奏でる選書フェア》が11月30日を持ちまして無事終了致しました。たくさんのお客様にご来店頂き、誠にありがとうございました。 しまった!磯崎さんにサインもらうの忘れてた。。。 手応え十分の感慨深いフェアとなりました。それに、フェアはお客様に新たなテーマに関心を持ってもらうことが主な目的なので売上はあまり気にしていないのですが、今回はよく売れました。保坂先生の新作『小説、世界の奏でる音楽』は大台の100冊を超えました。また『寓話』もフェア期間中に30冊近く売れました(ちなみに現在、ジュンク堂大阪店、福岡店でも販売しております)。選書ではベケットが満遍なく売れました。良書ですから当然普段から置いてますが、一般棚ではほとんど動かないのです。また、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、ルーセル『アフリカの印象』、ルルフォ『

    保坂和志《世界の奏でる選書フェア》 - m-sakane’s diary