今日は外国語学部の卒論の提出期日です。指導していた9人の皆さんも、無事に提出してくれたことと思います。例年であれば、3月に挨拶をしているのですが、今年はペルーに出張を予定しており、卒業式に出られません。そこで、卒論提出締切日である今日、少し改まった挨拶をしておこうと思います。 これをすぐには読まない人もいると思います。あとで振り返って、「私の卒論締切日にオッサンはこんなことを言ってたのだ」と、確認してもらってもよいでしょう。今、あなたがこれを読んでいるのは、ひょっとして2020年かもしれません。もう私は死んでいるかもしれません。 丁寧語にしているのは、読んでもらおうと思っている9人の皆さんが“特定の人たち”であるからです。そんな特定の人への手紙なのに、あいも変わらず公開ブログに書いているのは、その特定の皆さんにかかわってくる“私の知らない無数の人たち”および“未来の私自身”も、将来の読者に