ブックマーク / amberfeb.hatenablog.com (4)

  • 『GODZILLA ゴジラ』 その轟きを聞かねばならない - 宇宙、日本、練馬

    GODZILLA ゴジラ』を3D・字幕版で見ました。見たのは8月2日なのでもう4日も前のことなんですが、なぜ見てすぐに感想を書かなかったのかというと、「楽しかった」以外の感想がとくに思い浮かばなかったからなんですね。ネット上の感想をみるに、賛よりの賛否両論といった感じの評価っぽい印象なんですが、僕は特に不満に感じることもなく。ただただ楽しかった。楽しかったとだけ書くのもあれ何で、どんなとこが楽しかったかというのを適当に書いとこうと思います。 その「咆哮」の凄まじさが楽しい! まずなにより印象に残っているのは、ゴジラの、そして敵役たるムートーの咆哮。こればっかりはシネコンの大音響の威力が真価を発揮してるんじゃないかと思います。上映前の予告で、何度もゴジラの咆哮は聞いていたんですが、いやはや編で聞くと全く迫力が段違いですんばらしかった。 全編通して、人の目線から怪獣をとらえるという路線で画

    『GODZILLA ゴジラ』 その轟きを聞かねばならない - 宇宙、日本、練馬
  • 『思い出のマーニー』 愛されることで救われる、愛されることでしか救われない - 宇宙、日本、練馬

    米林宏昌監督『思い出のマーニー』を見ました。昨年の『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』と比べると、えらくストレートな感じがする映画だった気がして、それがとてもよかったと思います。毒がないけど、それを補って余りある良さがあるんじゃないかと。以下で感想を。 「生きづらさ」とどう向き合うのか 大都市札幌で、孤独感と、それと関係するであろう喘息の発作に苦しめられている少女、杏奈が、療養のために親類の住む海辺の村でしばらく暮らすことになる。そこでも同年代の少女たちとなじめない杏奈は、夢に出てきた謎の少女、マーニーと運命的に出会う。 こんなところが『思い出のマーニー』の冒頭の展開。マーニーとは何者なのか。そして杏奈とマーニーの関係性はどうなるのか。そんなことを推進力にして、物語が展開されていく。ここら辺の謎とき、そのための伏線の張り方なんかも結構巧妙で、杏奈とマーニーの交流のドラマ自体は結構淡々としているん

    『思い出のマーニー』 愛されることで救われる、愛されることでしか救われない - 宇宙、日本、練馬
  • 村上龍への愛をこめて―『69 sixty nine』と『五分後の世界』 - 宇宙、日本、練馬

    愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫) 作者: 村上龍 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1990/08/03 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 60回 この商品を含むブログ (130件) を見る 『残響のテロル』1話感想 今、太陽を盗めるのか? - 宇宙、日、練馬 先日から『残響のテロル』のことがなんとなく頭から離れずにいるんですが、ぐぐったりしてみたらなんと、主人公の一人の名前が村上龍『愛と幻想のファシズム』から取られていたんですね。高校の時分に村上龍にどはまりした人間として、自分で気付けなかったのは不覚としか言いようがない。それでなんとなく、村上龍への熱いパトスがふつふつ湧きあがってきたので、せっかくなので書いとこうと思います。 意外と作品を読んでいなかった 村上龍への熱いパトスは湧きあがってきたけれども、思い返してみればその作品をそれほど読んでいないような気もす

    村上龍への愛をこめて―『69 sixty nine』と『五分後の世界』 - 宇宙、日本、練馬
    tamakin_of_left
    tamakin_of_left 2014/07/17
    面白そう
  • 『残響のテロル』1話感想 今、太陽を盗めるのか? - 宇宙、日本、練馬

    『残響のテロル』1話をみた。主人公たちの目的や背景は全く不鮮明ながらも、見慣れた東京という空間をテロリズムでめちゃくちゃにする展開に一気に心奪われた。これからどんなふうに物語が転がっていくのかわかりませんが、楽しみにして見ようかなと思います。以下で適当に感想を。 「太陽を盗んだ」少年たち―『残響のテロル』と『太陽を盗んだ男』 アバンでいきなり青森の核燃料再処理施設に襲撃を仕掛ける少年二人組。どうやら彼らが物語の主人公的な存在らしい。この展開で、どうしてもあの伝説的な邦画『太陽を盗んだ男』を想起せずにはいられない。東海村の原子力発電所からプルトニウムを強奪し、原爆をつくって政府を脅迫する中学校の理科教師を描いた『太陽を盗んだ男』。核とテロリズムというモチーフは、『残響のテロル』とオーバーラップする。 とはいえ、両者のテロリズムの描き方はまったく異なるようにも思える。1979年に公開された『太

    『残響のテロル』1話感想 今、太陽を盗めるのか? - 宇宙、日本、練馬
    tamakin_of_left
    tamakin_of_left 2014/07/13
    気になる
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