中学の頃、半年くらい朝の電車でしつこいストーキング痴漢に遭っていた。 時間変えても、場所を変えてもいつのまにか現れて後ろを取られる。 今思えば駅員さんに引き渡せばよかったんだが、その頃は痴漢に遭ってるって 知られたくない気持ちでいっぱいだったので、私はきっといいカモだったんだろうな。 このままではいけないと思って、解決法を一生懸命考えた。 そこで、いつ来るかわからない私を毎日待ってくれる努力に 報いるため、ご褒美のシールをあげることにした。 背中にそっと貼ってあげるのは簡単だった。 お手製の「この人痴漢です」シール。 あの後どうやって誤魔化したのかな。 効果は覿面。痴漢されなくなったので逆に毎日待ち伏せしてご褒美あげた。 私を見ると逃げるようになったので楽しかった。 とあるSCテナントの、ファンシー系雑貨屋でのこと。 放牧された餓鬼が他の客を鬼に見立てた一人鬼ごっこで店内を走り回り 陳列を