神奈川県警麻生署は1日、携帯電話での会話を注意した男性の頭部をボールペンのようなもので突き刺してけがをさせたとして、傷害容疑で、東京都町田市の自称介護士、ラーセン泰子容疑者(37)を緊急逮捕した。「けがはさせたが、ボールペンは使っていない」と容疑を一部否認しているという。 逮捕容疑は、3月31日午前10時45分ごろ、川崎市麻生区の小田急線新百合ケ丘駅前の店舗内で、無職男性(79)=町田市在住=の頭部を持っていたボールペンのようなもので数回突き刺すなどし、全治約1週間の軽傷を負わせたとしている。 同署によると、ラーセン容疑者は店の飲食コーナーで携帯電話を使って話していたところ、近くの席にいた男女に注意されたが無視し、見かねた男性がさらに注意した途端に激高したという。 ラーセン容疑者は直後に電車で逃走。翌1日、同駅に現れたところを警戒していた同署員が見つけて任意同行した。ラーセン容疑者は