海保「石垣以外は10月消去」=職員派遣し調査−尖閣ビデオ流出 海保「石垣以外は10月消去」=職員派遣し調査−尖閣ビデオ流出 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突を海上保安庁が撮影したとみられるビデオ映像がインターネット上に流出した問題で、同庁は5日、石垣海上保安部(石垣市)に3人、第11管区海上保安本部(那覇市)に1人の職員を派遣し、本格的な調査を始めた。 同庁は10月中旬に石垣海保の保管分以外の映像をすべて消去したとしているが、状況を詳しく調べる。 海保関係者によると、石垣海保の複数の巡視船に乗船していた海上保安官が、9月7日午前に中国漁船を発見してから停船させるまでの約3時間40分、追跡中の様子などをビデオカメラ少なくとも4台で撮影した。 映像の「原本」は9日の送検を受けて那覇地検に移され、別の記録媒体にコピーしたものを石垣海保が保管。鍵を掛けた金庫で管理されていた。 これとは別に、