今日は、全国でも数少ない地方公務員の司書職として働く、30代中堅のキャリア・仕事内容についてご紹介します。 県立図書館の概要と仕事内容について 私が勤めていた公立図書館は、利用者様に直接サービスを行なうと同時に、県内の市町村立図書館の統括や指導を担う立場にありました。職員は大体40-50人規模で、正規職員は15名程度でした。 内部組織としては、大きく管理職、総務担当(このセクションは一般行政職が配置されていました)、企画担当(館内外のイベント等の企画進行)、振興担当(市町村立図書館の活動振興・支援)、子ども読書推進担当(中学生までの利用者へのサービス)、サービス担当(利用者全般へのサービス)、情報システム担当(情報システム全般の管理)といったものがありました。 私の所属していた情報システム担当は、職員や利用者が使う端末や視聴覚機材全般の管理と保守、関連する物品等の契約事務、館内機器の利用ガ