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インスパイアとケータイに関するtamaotのブックマーク (1)

  • セックスと嘘とインターネット|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記

    ことが済んだ後、ぼくは決して煙草を吸わない。 最初のひとが君で良かった。つい、口をついて出てしまった、そんな間合いで、ボソリと呟く。嘘だ。彼女との行為に特別なものは感じなかったし、そもそも初めてではなかった。ぼくは、自分が初心に見えるらしいことを知っている。どうせ初めてであれ十人目であれ、妙なことさえしなければ分かりはしないのだ。初めてなの?…問われれば、ただ頷いてみせる。それだけでいい。それだけで彼女は《初めての女》になる。それが彼女の何を満たすのかは知らない。興味もない。初めてのぼくは、ほとんど彼女に奉仕しない。申し訳程度に乳房を口に含むくらいのことしかしない。 ずっとこうしていられるといいね。口調に僅かな感情を、慎重に、慎重に、乗せる。嘘だ。夜が明けて、新しい一日が始まったなら、ぼくはもう別のひとを探したいと思う。彼女の感情が許すなら、今すぐにでも。初めてだったらしい彼女は当然とても

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