25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[] 投稿日:2007/10/17(水) 00:46:14.32 ID:jLDMXt5b0 俺は小さい頃、家の事情でおばあちゃんに預けられていた。 当初、見知らぬ土地にきて間もなく当然友達もいない。 いつしか俺はノートに自分が考えたスゴロクを書くのに夢中になっていた。 それをおばあちゃんに見せては 「ここでモンスターが出るんだよ」 「ここに止まったら三回休み~」 おばあちゃんはニコニコしながら、「ほーうそうかい、そいつはすごいねぇ」と相づちを打ってくれる。 それが何故かすごく嬉しくて、何冊も何冊も書いていた。 やがて俺にも友達ができ、そんなことも忘れ友達と遊びまくってた頃 家の事情も解消され、自分の家に戻った。 おばあちゃんは別れるときもニコニコしていて 「おとうさん、おかあさんと一緒に暮らせるようになってよかったねぇ」 と喜んで