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ケータイ小説とペットボトルに関するtamaotのブックマーク (1)

  • ケータイ小説『闇夜(やみよる)2』 - 村上F春樹

    朝からレンの机にはジャンクなお菓子が山のように積まれてあって、私は「また何かあったんだな」って直感した。レンには何かイライラするようなことがあると、コンビニの棚にあるお菓子を丸ごと買い占めて一気にべるっていう悪いクセがある。そのおかげでレンの体は高校1年生には思えないほど大きく膨れ上がっていて、歩いている姿は人間というか戦車みたいな貫禄があった。ポッキーを1袋そのまま頬張って、コーラのペットボトル(もちろん1.5リットルのだ)で一気に胃の中に流し込んでいくレンの勢いに、私は朝ごはんにべたフレンチトーストを戻しそうな気分になった。 「レン、そんなことしたら、また太るよ?」 「うるせぇな!」 レンの怒鳴り声は、先生が入ってくる前の教室の騒がしさを一気に静まりかえらせる。入学式からまだ一週間もたっていないのに、みんなレンにはビビッていたんだ。なにしろ、あの体型だし、乱暴者だし。それにお父さん

    ケータイ小説『闇夜(やみよる)2』 - 村上F春樹
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