匿名ダイアリーに自ら不寛容を暴露する記事をよく見かける。 ・高校時代の友達(だった人)の話(※誤ってはてブにリンクしていたため修正) ・無い内定の友人を見下してしまう自分が卑しい ひとつ目のリンク先は他を否定する話、ふたつ目は他を否定する自分を否定する(かに見える)話である。自分はそれなりに努力をしてそれなりの結果を出した。友人(?)はさしたる努力もせずに怠惰と自己正当化の海に溺れるばかりである。どちらもそういう視点で書かれたエントリーに見える。まあ、若さ故の不寛容といえばそれまでなのだけれど、今時の若い人たちがこうした旧弊な価値観をしっかりと受け継ぎ、かつナイーブに反応してみせていることに驚く。これだけネット上に様々な人生観が溢れていても、自分の人生を相対化するのは難しいらしい。 めでたく被雇用者への道を歩み始めた増田氏の気持ちや深慮遠謀を友人らが解しないのと同様に、増田氏だって被雇用者