10月1日よりニワンゴの動画コミュニケーションサービス「ニコニコ動画」において、ページ上に表示された広告が自動的に次々と切り替わる「ローテーションバナー広告」が開始する。また、動画再生前に広告を表示する試みも始まる。 ローテーションバナー広告とは、サイト上部にあるバナー広告枠に表示される広告が、30秒おきに自動的に切り替わるというもの。これまではユーザーがページをリロードしない限り、同じ広告が繰り返し表示されていたが、ローテーションバナー広告の導入で広告枠の数を増やすことなく、複数社の広告を閲覧者に見せられるようになる。 ローテーションバナー広告を導入した理由について、ニワンゴの親会社でニコニコ動画のシステムを開発するドワンゴの顧問、夏野剛氏は「動画の場合、1ページの滞在時間が長いため」と説明する。ニコニコ動画では投稿動画の時間制限を設けていないため、1時間を超える動画も珍しくない。滞在時