環境保護、資源の再利用等のトレンドに沿い、図書館で除籍された資料を有効活用するための取り組みが、米国の図書館界で広まっています。これについてLibrary Journal誌が紹介記事を掲載しています。 この記事によると、従来のような、イベントでの古書セールや、ホームレスシェルター・学校・老人ホーム・コミュニティセンター等への寄贈も活発に行われているのですが、図書館カフェでの販売、資料に応じてニーズのあるところへの寄贈(例:公共図書館が児童書を早期教育教室に寄贈する、大学図書館が教科書を児童養護施設・老人ホーム・刑務所等に寄贈する、等)、インターネットを通じて除籍資料の販売や寄贈などにより、成功している図書館が出てきているとのことです。特にインターネットを通じての販売や寄贈については、数百の図書館と協同し販売・寄贈を手がけている企業が誕生しており、その大手2社の取り組みについて、記事が詳しく