「匠塾」は、IT業界で活躍するエンジニアを招き、彼らの方法論や考え方について学ぶ講座だ。2009年4月から開始し、今回で4回目となる。「現場のモチベーション向上」をテーマとした基調講演、「匠BusinessPlace」設立記念講演の後、「匠」と呼ばれるエンジニアたちによるパネルディスカッションが行われた。 パネリストは、チェンジビジョン代表取締役社長の平鍋健児氏、浅海智晴事務所代表の浅海智晴氏、マイクロソフトでソフトウェアアーキテクトとして働く萩原正義氏、アーキテクタス代表取締役の細川努氏、シンプルアーキテクト代表の牛尾剛氏。匠BusinessPlace代表取締役の萩本順三氏がモデレータを務めた。 「まずは自分で行動する」 萩本氏は「エンジニアたちに元気がない。サラリーマン気質になって、クリエイティブな仕事ができていないのでは」と、エンジニアやIT業界の活気のなさについて問題提起をした。