2008年9月21日、重慶市のニュースサイト「華龍網」は、市内に住む男性が5年前に購入したニワトリのエサ入れが、今から約1000年前の北宋時代の逸品で博物館クラスの磁器であったことを報じた。 【その他の写真】 重慶市大渡口区の農民、劉さんは5年前に近所の農家でニワトリのエサ入れに使っていた器に目をつけた。その時すでに割れていくつかの破片になっていた器だが、模様といい形といい現代のものではないと直感した劉さんは数十元(数百円)出して、その器を買い取った。家に持ち帰って破片の泥をきれいに洗い落とし、のりでくっつけて復元すると蓋つきの美しい器に。 劉さんが色々な文献や資料を見て調べた結果、この器は「とんでもない」ものではないかと思うようになり、河南省文物考古研究所の研究員で中国汝瓷鑑定の第一人者でもある趙青雲(ジャオ・チンユン)氏をたずね、問題の器を鑑定してもらった。その結果、北宋(960年〜1
![「1億円でも売らない」、数百円で買ったエサ入れは北宋時代の...|レコードチャイナ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a068af6e16ea76d7b7552ef703490768099b25ec/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimg.recordchina.co.jp%2Fthumbs%2Fm720%2F200809%2Fsongci001.jpg)