ついでに食器洗浄器と洗剤メーカーの力関係について。 日本に食器洗浄器が本格的に普及し始めたのは、東京五輪前後からと言われる。 食器洗浄器メーカーは設備屋として、新規オープンの建築時からその現場に携わることとなる。 その情報が洗剤メーカーに伝わるのはずっと後のこと。 「どこどこの新店に、洗浄器納品したから。洗剤の契約、頼むね」という感じで。 よってこの頃の力関係は、 洗浄器メーカー >> 洗剤メーカー とにかく洗剤メーカーは洗浄器メーカーに頭が上がらない。過剰な接待も日常茶飯事。 洗浄器メーカーはこれ幸いと、洗剤メーカーを利用することを考えた。 その結果、現場における洗浄器の簡単なメンテ、および従業員への指導は洗剤メーカーが担うこととなってしまった。設備屋(洗浄器メーカー)というのはどこもそうだが、納品、設置まで行い、以後の定期メンテまでは人員が回らないのも一因。 ところが