きみは ないている ぼくは わらっている きみは いかっている ぼくは わくわくしている へんたい そういわれて ぼくは ないた よわむし そういわれて ぼくは たおれた なまけもの そういわれて ぼくは たまりかねて さけんだ へんたいじゃない! よわむしじゃない! なまけものじゃない! ゆるしてくれるひとが いた ゆるしてくれないひとも いた ぼくは まえにすすもうと おもった こわいとも おもった にげだしたいとおもった にげる さきなんて ないのにね けれども ゆるしてくれたひとたちが やってきて ぼくの てを とってくれた そうして、ぼくはたちあがったんだ そうして、ぼくのなみだが かれた そうして、ぼくは さいごの おえつを ひびかせた そのいっしゅんの せいじゃくに そのいっしゅんの いっしゅんの いっしゅんの いっしゅんに ぼくは こえをきいた さけびをきいた なみだをみた