クラスター爆弾の規制について話し合ったダブリン会議は、事前に想定していたものより遥かに厳しくなりました。会議の様子はずっとチェックしていましたが、仏独どころかイギリスにまで裏切られた以上、日本単独で粘っても無理でした。 クラスター爆弾禁止条約受け入れ 自衛隊保有分廃棄へ:朝日新聞 今後、保有が許されるのは以下の条件に当て嵌まる場合のみです。 ・子爆弾が10個未満 ・1個あたりの重量が4kg以上 ・攻撃対象を識別する機能 ・自爆装置または無能力化装置 (追記:この条件の他に「子弾が20kg以上あればクラスター弾とは見なされない」という条件が、会議の最終局面で追加されていた模様) 会議ではこれを「最新型」と呼び、自爆装置または無能力化装置のみを備えたものを「改良型」と呼んでいますが、この最新型は文字通りの意味での最新型というわけではなく、以前からあった種類のものです。それは対戦車用スマート子弾