動的言語サポートに主眼をおいたVM開発を目指すParrotプロジェクトがついに1.0.0(コードネーム"Haru Tatsu")をリリースした(公式サイトのアナウンス)。 Parrotは元々、Perl 6とPythonのプラットフォームとして開発が開始されたVM。レジスタベースのアーキテクチャを採用し、動的言語に最適化された機能を提供することを目標としている。 ロードマップ(Perlbuzzの要約エントリ)によれば、1.0の目標はstable API for language developersとされている。製品使用にはさらに2010年7月の2.0を待つことになるが、Parrot上で動作する各言語処理系の開発はこれから加速していくだろう。 ちなみにPerl 6 on Parrotとして開発されているRakudoは、長らくParrotと同期したスケジュールでリリースされてきたが、14番目の