276 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2008/08/25(月) 22:42:14 本当は書くべきじゃないのかも知れんが、久々に堪らない思いになった。 一応、医者の端くれとして働いている。こういう生業だから、人の死に接するのは少なくない。 ちょっと前、診察に訪れた若者に余命宣告をしたばっかりだ。 俺:誠に申し上げにくいのですが・・・。 男:はい。 俺:・・・肺癌です。しかもだいぶ進んでいます。はっきり言います。1年もつかどうかです。 男:・・・ガ、 俺:? 男:ガーン・・・・・・ なんちって・・・。 俺:・・・け、結構余裕ですね・・・。 男:ええ、まあ・・・。 聞けば酒も煙草もやらないというのに、なんとも不憫な巡りあわせであった。 ただ、衝撃的な事実を告げられても、この歳でこれほど冷静なのにも驚いた。 277 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2008/08/25(月) 22: