【09衆院選】民主マニフェスト、「政権党」を自覚? (1/3ページ) 2009.7.27 21:24 民主党の鳩山由紀夫代表が27日に発表したマニフェスト(政権公約)。「子ども手当」支給などバラマキ色の強い政策を並べた公約集の行間からは、政権交代実現に向けた選挙対策の思惑もにじみ出ている。 「政策が実現できなければ政治家として責任を取る。政権交代ができなくても大きな責任を負う」 鳩山氏は同日夕の記者会見で、こう意気込んだ。この日午後、千葉県内で行う予定だった遊説を野田佳彦(よしひこ)幹事長代理らに任せ、都内の個人事務所にこもって会見内容を練り上げた。会見直前には黒い光沢のある“勝負スーツ”に着替える念の入れようだった。 今月初旬、民主党本部で開かれた三役会。鳩山由紀夫代表は、衆院選で掲げるマニフェストについて自身の考えを切々と訴え、居並ぶ幹部に理解を求めた。 「『子ども手当』については、