イタリア首相、「失態」報じ続けるメディアに立腹４月５日、イタリアのベルルスコーニ首相が外遊先での「失態」を報じ続ける同国メディアに腹を立てていることを明かした（２００９年 ロイター/Charles Platiau） ［プラハ ５日 ロイター］ イタリアのベルルスコーニ首相が、４日に行われた記者会見で、自身の外遊先での「失態」を報じ続けるイタリアのメディアに対し、「地獄に落ちろ」と言いたくなるほど腹を立てていることを明かした。 イタリアの新聞各紙は、同首相が２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会合（金融サミット）の写真撮影でオバマ米大統領を大声で呼び英国のエリザベス女王を驚かせたことや、長電話をしていて北大西洋条約機構（ ＮＡＴＯ）のセレモニーに出席できなかったことを報じていた。 同首相は、プラハで開催された米国と欧州連合（ＥＵ）の首脳会議後の記者会見で、「私が腹を立てているのは、イタリアのマスコミが団結して私を排斥しようとしていることだ。『地
