前回の記事では火災が起きた詳細をお伝えしましたが、本当に大変なのはその後です。というわけで、火災が起きたらその後、一体何が起きるのか、何をするべきなのかをまとめてみようと思います。一生の内で必ず何度か遭遇するお葬式とは違い、保険会社の人によると「火事になる確率は一生に一度ではなく、300年に一度の確率」とのことで、滅多に遭遇することがない、あるいは遭遇したくない種類のイベントなので、知っているようで知らないことが多いはずです。 詳細は以下から。 ■消火中 火事が起きて119に電話、消防車が来て消火中であってもいろいろな作業が待っています。まず消防隊員に炎上している建物に普段は誰がいるかを報告します。同一の住居に住んでいる全員を消火中は外に退避させるためです。 次にその建物の責任者を特定します。アパートやマンションであれば家主ですし、それ以外であればその住居の建築主、今回であれば会社の建物な