司書の方には大変申し訳ないが、図書館に「司書」というのは 果たして必要なんだろうか? 石原都知事が「司書っていらないんじゃない?」と物議を醸したらしいが。 現在、都内の図書館では「セルフ貸出システム」の整備が進んでいる。 セルフ貸出が普及すれば、貸出事務の部分は「自動化」されることになる。 返却はブックポストでOK。 そうすると後の主要業務は「延滞管理」と 「この本どこにありますかねえ」という迷子へのサービス。 延滞管理は勿論のこと、迷子へのサービスも、司書資格が必要とは思えない。 あと考えられるのが、「蔵書管理」、つまり、限られた予算の中で、 どの本を購入して、どの本を閉架にして、どの本を廃棄するか、という点。 たしかにこの点は、「司書」の腕の見せ所のような気がするが、 「この1年間でどのような本が図書市場に出回った」という情報を有しているのは、 実は国立国会図書館じゃないのか? であれ