24日の台湾プロ野球(CPBL)で、医療関係者による始球式が行われた。 楽天モンキーズの本拠地・桃園球場で迎えた初の観客動員試合。プロ野球開催を可能にしてくれた医療関係者への感謝をこめ、地元の大手病院・聯新国際医院の感染症対策チームが始球式を行った。 医療用の「C級防護服」で“完全武装”した医療スタッフ6人がグラウンドに立つ姿は少々異様だったが、スタンド・ベンチからは温かい拍手とともに「謝謝!」の声援が送られた。 防護服で少々動き辛そうではあったが、投手役の黄忠智・院長兼防疫指揮官が投じた球はワンバウンドで捕手に。打者役の許詩典・桃園空港医療センター看護長もぎこちなく空振りし、大役を終えた。 台湾では、新型コロナウイルスの陽性者は計441人(死者7人)。このうち414人は隔離措置がすでに解除されている。 文/BBNEWS編集部 写真/CPBLTVより