我が家からプリンターがなくなって３年ほどが経つ。 真面目に写真をやっていた頃は、７つも８つも独立したインクタンクをセットするデカいプリンターをおいていたが、色調整が面倒になって外部のサービスを使うようになった。 代わりに置いたA4の標準的なプリンターも滅多に出番はなく、一体型のインクは固着、ヘッドもどれだけクリーニングしてもまともに印刷できなくなって、こちらも処分。以来、我が家へのプリンター侵攻はない。 印刷する必要性が少ないだけで、印刷がまったく不要になったわけではない。特に書いた文章を推敲するときは、紙への出力は欠かせない。 幸い、歩いて２分でコンビニエンスストアがあるので、ネットワークを介すなり、メディアを持って行くなりして、必要なときに必要なだけ印刷するようにしている。 「１枚あたりのコストは上がるけど、全体で見れば最小限で済むわけだし……」と、最初は思っていたのだけれど、よくよく