ブックマーク / note.com/vino_cavolfiore (2)

  • 来店時に「いらっしゃいませ」と言われなかったことで「言葉の意図」について考えてみた話|黒ワイン

    僕は常々、 「言葉」は意図をもって発しなければならない と考えています。 今回はそのことについて書いてみました。 佐藤陽一さんというソムリエをご存じでしょうか。過去に世界最優秀ソムリエコンクールに日本代表として出場され、ソムリエ界隈の中でもファンが多くいるソムリエさんです。今回のお話は、その佐藤さんにまつわるお話です。 僕が大学生のとき、ある面白い講義がありました。 現場で活躍している職業人を大学に呼んで、現場の話を聞く、というものです。特に覚えているのは、とある介護センターの方と、現役の麻酔科医の方で、どちらも臨場感ある現場の話をされていて、まだ学生の僕が「仕事」というものに対して十分な憧れを持つ内容でした。 その中の講師の一人に佐藤陽一さんがいました。 佐藤さんが全日最優秀ソムリエを取ったのが2005年、世界最優秀ソムリエコンクールに出たのが2007年です。講師として訪れたのは僕の計

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  • 「あの、私、…!」|黒ワイン

    僕はプライベートでほとんど写真を撮らないんですよ。「写真に撮らないと記憶できないくらいの感動などいらない」という大学時代のひねくれていたころの習慣が続いているだけなので、最近は誰かに見せるための写真というのは撮るようになりました。僕、学生の頃すごく人間嫌いだったんで皆と違うことしたがってたんでしょうね。それがなんでサービスマンやってたんだ、ってなるかもしれませんがそれはまた別の機会に。 サービスマンとして、色々なお客様と出会いました。 トマトが苦手な彼女さんと、予約のときにきちんとそれを伝えてくれた爽やか大学生彼氏。 パスタは柔らか目が好きだけど、注文のときには「いつもので」と曖昧にしか言わないマダム。 初来店からチノパンに緩いシャツで来るけど支払いは何も印字されてない最強ブラックカードの見た目素朴おじさま。 全てのお客様が思い出ではありますが、僕がよく「飲はイイゾ」と伝えたいときにする

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