就職活動をする学生の、企業へのエントリーシートに書かれている物語には、一定のパターンと傾向があります。それは自分の本当の姿ではないという点です。その姿は総じて、就活本に書かれている主人公の虚像の姿であったり、憧れの自分の姿であったり、個々にデコレーションがなされています。 学生としては、企業ウケが良くなることを意図として書いていますが、エントリーシートの書き方についての本などが出版されていることもあり、学生のオリジナリティを探ることができなくなって、エントリーシート自体がすでに意味をなしていません。企業は形式的にエントリーシートを提出させるものの、中身については吟味をせず、実際にはさほど重視はしていません。 ●3つに大別できるエントリーシート そしてそのエントリーシートの内容として、学生時代に力を入れた経験や出来事の欄で、サークル活動、アルバイト、ボランティア活動の3つの経験に偏る、かなり
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