大臣の順番は前の方の仰るとおりです。 ただ太政大臣は名誉職ですので、 血縁も関係あったでしょうが、 以前の功績や家柄、就いていた役職なども大きく関係していました。 特に江戸時代は太政大臣には、 摂政・関白経験者でないとなれないという不文律ができていました(将軍家は例外)。 天皇との血縁関係がより重視されるのは「准大臣」です。 これは内大臣の下で大納言の上の役職ですが、太政大臣と同様名誉職です。 この役職は、家柄がそこまで高くないため大臣にはなれない人が、 自分の家から天皇の母や皇后などを輩出した場合などに、 特別に任命される役職です。 公家といっても大臣ほど高い役職に就ける家は数えるほどでしたので、 そのほかの大部分の公家たちにとっては准大臣は憧れの役職だったようです。
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