哲学者の國分功一郎さんが、想田和弘さんの映画論をきっかけに、贈与論、抽象化の限界、具体的思考とはどのようなものかについて呟かれたのをまとめさせていただきました。
![國分功一郎さんが、想田和弘さんに触発され考えたこと。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/aa8bef528c9047532a94e37b08de7da8af3cd826/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F1939f91a9d6843e97cd2bcb63419654c-1200x630.png)
哲学者の國分功一郎さんが、想田和弘さんの映画論をきっかけに、贈与論、抽象化の限界、具体的思考とはどのようなものかについて呟かれたのをまとめさせていただきました。
読者からの投票で「紀伊國屋じんぶん大賞」を獲った、無類に面白い哲学書『暇と退屈の倫理学』の著者、國分功一郎先生の登場だ。浪費こそが人生の華であり、われわれにはパンよりもバラが必要だ、と説く。聞き手にして書き手は、『贅沢は敵か』『ミ・キュイ』の作家・甘糟りり子さんである。 “オテル・ドゥ・ミクニ”の午後 ある天気のいい日の午後、四谷のオテル・ドゥ・ミクニの個室にいた。國分功一郎さんにお会いするためだ。テーブルの上の大きな皿には、チョコレートで出来た球体、赤紫色のケーキ、楕円形のアイスクリーム。チョコレートの球体の下には薄いクッキー、ケーキの上にはチョコレートでできたバラ。この取材のために用意された。 最高のデザートを、というのが國分さんのリクエストだった。 「デザートってすばらしいですよね。なくても生きていけるんだけれど、食事の最後に甘いものがつく、そこに豊かな生活があるんじゃないかと思
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