俳優の押尾学容疑者(31)が合成麻薬MDMAを使用し、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された事件で、東京・六本木ヒルズのマンションで死亡した女性の肋骨(ろっこつ)が折れていたことが11日、捜査関係者の話で分かった。 押尾容疑者は「女性と一緒に錠剤を飲んだ後、女性が意識を失い、心臓マッサージをした」などと供述。誰かが心臓マッサージを行った過程で、女性の肋骨が折れた可能性が高い。 また、女性もMDMAを使用していた可能性が高いことも判明。自然死ならば死亡後、体温が下がるが、遺体が発見された際、体温は37度あったという。 押尾容疑者はMDMAを女性に勧められたことや、心臓マッサージが事実でも、場合によっては保護責任者遺棄致死罪で再逮捕されるという情報もある。 また、一部では都内にある女性の自宅から押収された白い粉末が、末端価格で1億円相当のコカインだったと報じられたが、麻布署は「微量だった」と