この項目では、緑色顔料について説明しています。 色については「ビリジアン (色)」をご覧ください。 お笑いコンビについては「ビリジアン (お笑いコンビ)」をご覧ください。 ビリジアン(ヴィリジアン、Viridian)は、3価のクロム化合物を含む緑色の顔料。Colour Index Generic NameはPigment Green 18である[1]。 1838年にPannetierが発明したが、彼はその製法を隠匿したため、広まらなかった。その後、1859年にフランスのギネー(Guignet)によって再発明され、顔料として安価に大量生産されるようになり、それまで印刷業界で緑色顔料として使われていたエメラルドグリーンを置き換える形で普及し、緑色の代名詞となった。 オキシ水酸化クロム(化学式はCr2O(OH)4)もしくは含水酸化クロム(Cr2O3)から構成されると考えられ、澄んだ青緑色をしてい