甲斐琢巳さんが立ち上げたフェイスブックのページ。写真付きの自己紹介ページなどが利用登録すれば誰でも見ることが出来る フェイスブックやツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使って就職活動をする「ソー活」が学生の間で広がっている。ネット上で実名を公開し、企業に直接アピール。そんな手法で、内定をつかむ学生も現れ始めた。 慶応義塾大4年の小俣剛貴さん(22)は昨年10月、フェイスブックに自身のページ「就活3.0」を立ち上げ、ツイッターもリンクさせた。企業のインターンシップに参加した体験などを盛り込んだ履歴書を公開。その試みは「面白い就活をする学生がいる」と反響を呼び、ネット上の口コミで広まった。 翌月には大手ネット企業の人事担当者からツイッターを通して「会いたい」と連絡があった。役員面接を3回受け、12月下旬に内々定。同級生はまだ就活を始めたばかりの頃だ。 同じ要領で計