今も未来も、ケータイに大事なのは“フツーに使える”こと――夏野氏（後編）電子決済のシーンは、タクシーの移動時に指紋で個人認証したあとに決済が行われる、映画「アイ・ロボット」のシーンに出てくるアナログなUIが注目だと話す。「あえて、ガチャンという（アナログな）メーターを表示しているところが、IT業界の参考になると思う」（夏野氏）。ITだからこそ、お金を払ったことを体感できるUIが大事になるという考えだ。 「例えば、重要な取引のところは“ぐっと押す”ようなUIがあった方がいいと思う。そうすると、“間違えて押す”とか“弾みで押す”ことがぐっと減るのではないか。“何でもかんでも機械化しよう”と考えずに、“お客さんのために一番いい形”を考えると、いいものができると思う」（同） 認証とセキュリティ 認証方式 映画 利用シーン 虹彩認証
