イギリスの政治の中心地、栄光のダウニング街10番地にある首相官邸に務める、由緒正しき公務員「首相官邸ネズミ捕獲長」ことネコのラリー氏と、お隣の外務省にて同じくネズミ捕獲長を務めるネコのパーマストン氏が、真昼の官邸街で乱闘騒ぎを繰り広げメディアの注目を集めています。 官邸ネズミ捕獲長のラリー氏は2011年2月同職に就任。アニマルシェルターの保護猫の中から選ばれ「旺盛な狩猟意欲をもつ」「非常に社交的で、官邸での任務はぴったり」と大変な期待を寄せられていました。 「ダウニング街のネコ」復活、イギリス首相官邸ネズミ捕獲長が就任 – DNA しかし就任から最初の半年間における公式の「確認戦果(confirmed kill)」はわずかに1匹。「殺し屋の本能を失った」「キルレシオが落ちて昼寝ばかり」という批判が殺到したため、2012年に同僚との「ジョブシェアリング」という事実上の降格処分を課されています