10月も残すところ2日。あと2カ月も過ぎれば2018年の年明けだ。この冬のボーナス(賞与、一時金)支給額がだいたい見えているビジネスパーソンの中には、今年の年収がどれぐらいになるか早くも試算している人もいるかもしれない。 そんな年収は単年だけのものではない。短期的ではなく積み上げて考えてみないと、給料の本当の差は見えてこない。東洋経済オンラインはそんな問いへの答えを出すため、会社に新卒(22歳)で入社して定年(60歳)まで働いたときに取得できる総額である「生涯給料」の全国版ランキングを作成。最新結果をまとめた。 対象としたのは『会社四季報』に掲載している上場企業約3600社のうち、単体の従業員数が20人に満たない場合や、平均賃金の発表がない企業を除いた3201社。各社直近の有価証券報告書の公開データと、厚生労働省が調査・公表している「平成26年度賃金構造基本統計調査」の5歳刻み賃金額(所定