使いやすいインタフェースと豊富なカスタマイズ機能で定評ある高機能タブブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」。このソフトを開発したのが弱冠24歳の柏木泰幸氏だ。 現在、法人化を果たしてFenrir& Co.を設立した柏木氏は、一企業家の顔を持つことになった今でも、「心はいつもフリーソフト作家でありたい」という。コンピュータの面白さに目覚めた学生時代のきっかけから、フリーソフト作家としての活動を始めた経緯、そしてフリーソフトに懸ける思いについて聞いた。 CONTENTS ■コンピュータとの出会い、そしてフリーソフト作家へ ■起業の契機と“フリーソフト文化” ■タブブラウザ「Grani」に託すFenrir& Co.の“願い” コンピュータとの出会い、そしてフリーソフト作家へ 法人化以前に個人で開設したソフトウェア配布サイトは今も健在。Sleipnirのほかにも画像処理ソフトPictBea