朝日新聞の記事によると、1960年に稼働をはじめた、明石市立天文科学館の現役最年長プラネタリウムが、3年後に引退するとのこと。阪神淡路大震災を無傷でくぐり抜けた機体だが、補修部品の入手や技術者の確保が難しくなったため、最新鋭の機種に入れ替えることになったもの。 このプラネタリウムは、カール・ツァイス・イエナ社製で、大型の球形を2つ備えた“昔懐かしい”シルエットをしている。数百枚のレンズや約200個の歯車、90個のランプを備え、中央高は3メートル、重量約2トンという巨体で、約9000個の恒星や月、惑星、天の川などを投影できる。 また、3月17日から25日まで、メガスターIIとのコラボ上映が行われる。