OpenBlockSシリーズは、ぷらっとホームが独自に開発している小型のLinuxサーバー製品で、故障の要因となるファンやHDDなどの可動部分を搭載せず、高い信頼性を実現している。用途としても、アプライアンスプラットフォームとして採用されたり、場所を選ばない独自のサーバーとして設置されたり、さまざまに利用されているユニークな製品だ。その最新モデル「OpenBlockS 600」は、従来モデルと比べてCPUやメモリなどのハードウェア性能が強化され、より汎用性の高い製品に仕上がっているが、ぷらっとホームからお借りできたので、その特徴を紹介するとともに、使用感をレポートする。 ■小型・軽量かつ堅牢な筐体を引き続き採用、基本性能は大幅に向上 OpenBlockS 600は、わずか81×133×31.8mm(W×D×H)の、本当に小さなLinuxサーバーだ。重さも約265g(本体のみ)と非常に軽量な
玄柴(KURO-SHEEVA)の特長 【SheevaCPUコア搭載プロセッサ組込Linux開発実験キット】 本製品は、SheevaCPUコア搭載プロセッサを使った組込Linux機の学習と探求を目的とした開発実験キットです。 海外でSheevaPlug Development Kitの名称で販売されている製品をベースにしています。 【小型で高性能】 小型ながら組込機器としては高速なMPUと大容量メモリを搭載し、性能面で従来はPC Linuxで行なっていた処理を代わって行なうことも考えられます。 【eSATAなど多種のポートを搭載】 eSATAポート、USB2.0ポート、GbEポートなど高速ポートを装備し、小型高速ファイルサーバー等への応用も期待されます。 【Ubuntu 9.0.4搭載】 LinuxOSとして内蔵NANDフラッシュメモリにUbuntu9.0.4を標準インストール済み。 【コン
Puppy Linuxは、「軽量Linux」などとカテゴライズされるデスクトップ向けのLinuxディストリビューションである。主要なアプリケーションを含んだ総サイズは約110Mバイトと小さく、古いPCでも高速に動作する。インストールメディアはライブ版Linuxとして使用出来るほか、ハードディスクにインストールすることも可能だ。 3種類のイメージファイル Puppy Linuxは、Slackwareをベースに、オーストラリアのBarry Kauler氏が中心となって「Puppy Project」で開発されている。日本語環境に対応した日本語版が「パピーリナックス日本語版」で公開されている。本稿執筆時点の最新日本語版は2009年1月19日にリリースされたバージョン4.1.2で、次の3種類のISOイメージが公開されている。 通常版:puppy-4.1.2-JP.iso(110MB) Flash P
前の記事 僕らが日本を好きなもう1つの理由:フェラーリ仕様の三輪ハヤブサ 回答すると謝礼がもらえるQ&Aサイト『Mahalo Answers』 次の記事 Intelが支援するネットブック専用OS『Moblin』 2009年2月 2日 Priya Ganapati Photo Credit: ekosystem.org/Flickr 米Microsoft社の『Windows 7』ベータ版など忘れてしまおう。オープンソースの『Linux』ベースのOSで、ネットブックに特化して設計された『Moblin』のアルファ版が公開された。 『Moblin 2』OSの開発初期版は、米Intel社の『Atom』プロセッサーを搭載したネットブックに特化して設計されている。その目的は、これまでMicrosoft社の『Windows XP』か、Linuxから派生したOSのいずれかを搭載したネットブックを購入していた
データのバックアップは通常難しいことではないが、場合によっては面倒なこともある。たとえば、前回のバックアップ以降に変更されたファイルだけをコピーするのは十分に厄介だし、自分で忘れずにバックアップしなければならなかったり古いバックアップを削除して空き領域を確保しなければならなかったりすればなおさらだ。そうしたことを面倒に思ってデータのバックアップをやめてしまい、ファイルを間違って削除したりシステムがクラッシュしたりして、ほぞをかむことがある。そうしたバックアップに伴う問題を解決してくれるのがUbuntu用バックアップユーティリティーTimeVaultだ。 「Preferences」ダイアログでは自動バックアップやスナップショットの失効条件などを設定できる TimeVaultは自動処理ができるので、簡単にバックアップができる。対象ディレクトリーまたは除外ディレクトリーを指示しておけば、あとはT
SliTaz は新しい超小型GNU/Linuxライブディストリビューションだ。RAM(最低128MBを推奨)から実行するように設計されていて、ハードディスクまたはUSBメモリへのインストールもできる。最新版のSliTaz 1.0はたった24.8MBと小さいながらも、選りすぐりのアプリケーションを軽量なデスクトップ上で利用することができる。ユーザのデータ/設定は永続的なメディア上に保存することも可能だ。またサポートしている追加ダウンロード用パッケージは400を越える。 SliTazは「Simple Light Incredible Temporary Autonomous Zone」の略で、Tが大文字なのはTazwokツールを使用して構築していることとTazベースのアプリケーションをその他にもいくつか利用していることを表わしているのだという。SliTazの本拠地はスイスだが、英語圏とフランス
最近のASUS Eee PCの人気を見れば分かるとおり、フラッシュメモリ上でLinuxを利用することは今や消費者市場でのビジネス的にも現実的なことになっている。ところでEee PCを持っていなくても、ごく普通のUSBフラッシュメモリからLinuxだけではなくデータも含めて利用することは可能で、しかもフラッシュメモリから利用可能なLinuxディストリビューションは複数存在するということはご存じだろうか。本稿ではそのようなディストリビューションのいくつかを比較してみた。 Linuxディストリビューションの中には、Mandriva Flashなどのようにはじめから特にUSBフラッシュメモリでの使用に向くように作成されたものもある。また、USBフラッシュメモリにインストールするためのインストーラが用意されているものもあれば、いくらか簡単な変更を加えることで強制的にUSBフラッシュメモリにインストー
旧式コンピュータでの使用に耐える小型でスリム化されたディストリビューションを求めているのであれば、Puppy Linux 2.17を検討してみてはどうだろうか。今回の新リリースでは印刷機能の大幅なアップグレードやモデムの検出と設定関係など様々な改善が施されている。 Puppyの開発者であるBarry Kauler氏は今回のリリースアナウンスにて「PuppyにもようやくCUPSが実装できました」と述べている。Common UNIX Printing System(CUPS)が実装されたということはGutenprint 5.0.0が取り込まれたということであり、これは500を超えるプリンタがデフォルトでサポートされたことを意味する。HPドライバ群については、個別のPETパッケージとして利用可能だ。また今回のリリースにおけるCUPSの実装によって、PDFファイルへの書き出しも可能となっている。
応用電子(矢野正博社長)は、USB機器事業でハギワラシスコム(河瀬翔之代表取締役)と業務提携したと発表した。 応用電子ではUSBメモリに組み込めるLinux「AB Linux」と、USBメモリを使ったシンクライアントソリューション「FKEY2007」を、ハギワラシスコムにOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。ハギワラシスコムは、半導体を使用した応用製品の企画開発・販売を手がけており、「AB Linux」と「FKEY2007」を自社のUSBメモリ「UDRW」に組み合わせ製品の汎用性を高める。 応用電子=http://www.aec1984.com/ ハギワラシスコム=http://www.hscjpn.co.jp/ 提供:BCN
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く