いよいよ京王電鉄初の座席指定列車「京王ライナー」が2月22日に走り始める。新宿発の京王八王子行き、または橋本行きが5本ずつ。平日は帰宅ラッシュのピークをやや過ぎた午後8時から午前0時20分まで。土曜休日は少し早く、午後5時から午後9時20分まで。座席指定料金は400円で、京王八王子行きは府中まで、橋本行きは京王永山まで座席指定券が必要。その先の駅からは座席指定券なしで乗車できる。つまり「新宿駅発車時点の座席を保証しますよ」となっている。 京王ライナーは有料座席指定列車だけど、観光向けではない。主に通勤者向けに着席を保証する列車として設定されている。このような列車を「通勤ライナー」と総称する。通勤ライナーの運行は利点も欠点もある。しかし、今のところ利点の方が大きい。乗客は着席できて快適に移動できる。鉄道会社としては、営業面でサービスメニューを増やせるし、客単価を上げられる。 乗客は快適、沿線
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