中国南西部の雲南省昆明市近郊の森で休むゾウの群れ。中国中央テレビ(CCTV)公開の映像から(2021年6月7日入手)。(c)AFP PHOTO / CHINA CENTRAL TELEVISION (CCTV) 【6月8日 AFP】中国中央テレビ(CCTV)は7日、南西部雲南(Yunnan)省の生息地から500キロ以上移動している野生のゾウの群れが、森で一休みする様子を報じた。ゾウの大移動によって、100万ドル(約1億1000万円)以上に相当する被害が農作物などに出ている。 ゾウ15頭の移動には中国中の注目が集まっており、国営テレビは移動の様子を24時間生中継している。 CCTVが7日に撮影した映像には、歩き疲れたゾウが雲南の省都昆明(Kunming)市郊外の森で休む様子が映っていた。子ゾウが鼻や脚をばたつかせて、寝ている大人のゾウの上にのし掛かり、またうとうとと眠りに落ちた。 ゾウは緑豊