村上 茂久 [株式会社ファインディールズ 代表取締役] Jun. 11, 2024, 05:30 PM 投資 21,129 毎年、良くも悪くもあっと驚かせる決算を発表するソフトバンクグループ株式会社。5月13日発表の決算短信では、3期連続の最終赤字でした。 しかしながら、同社の業績はP/Lだけを見ていると見誤ります。なぜなら、KPIである「NAV」と「LTV」が改善しているからです。 その要因は、子会社である半導体設計会社のアームの上場。今やソフトバンクGの中心はアームであり、AI投資なのです。 5月13日にソフトバンクグループ株式会社(以下、ソフトバンクG)の2024年3月期の決算短信が発表されました。売上高は前年比2.8%増の6.76兆円で、親会社の所有者に帰属する当期利益(以下、当期利益)は▲2276億円の赤字でした。23年3月期の当期利益▲9701億円の赤字よりも改善したものの、こ
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