ヤフーは10月24日の引け後、2008年3月期の9月中間期の連結決算を発表した。 主力の広告事業の好調などにより、営業利益は前年同期比21%増の597億円と大幅増益を達成した。ところが、翌日25日の東京株式市場でのヤフーの株価は、朝方から大量の売りを浴びて売り気配でスタート、終値は前日比ストップ(5000円)安の5万800円まで売り込まれる波乱の展開となった。 好調な決算を発表した翌日の株価がなぜストップ安となったのか、その背景を探った。 同社の9月中間期の連結決算は、売上高1058億円(前年同期比13.5%増)、営業利益590億円(同21.7%増)、経常利益588億円(同19.9%増)、純利益298億円(同4.6%増)と、2ケタの増収増益を達成した。主力の広告事業では、ブランディング効果の高い商品や行動ターゲッテイング広告など広告主のニーズに応える商品の販売に注力したことにより、ディスプ