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2010年10月24日のブックマーク (2件)

  • 野生のクマをなんとか助けたいと考える皆さんへ - 紺色のひと

    全国各地でクマの出没が多発している、とのニュースが流れています。僕の住む北海道でも先日、道東斜里町の市街地に白昼ヒグマが3頭出現し、うち2頭が射殺されたとの報道がありました。州四国に広く生息しているツキノワグマについても同様のニュースが聞かれます。 山林の奥に生息していたはずのクマが人里に現れ、住民被害を避けるためとは言え駆除される――毎年秋になると聞かれることですが、心が痛みます。特に今年はクマの餌となるドングリ類が凶作で、餌不足に悩まされたクマが人里に下りて来るのでは、と懸念されていることもあり、なんとかしてクマを救いたい、できるなら餌を届けてあげたいとお考えの方は多いと思います。 でも、ちょっと待ってください。飢えたクマに餌を届けることが、当にクマのためになるのでしょうか? エントリでは、クマにドングリ等の餌を届ける活動と、人間と野生生物、ひいては人間と自然との関わり方について

    野生のクマをなんとか助けたいと考える皆さんへ - 紺色のひと
  • 社会は倒産し消滅しうる組織を必要とする(ドラッカー):投資十八番

    最近、P・Fドラッカーの著作を読み返しています。 彼は企業マネジメントの大家ですが、見識はそこに留まらず広く社会全般の問題に及び、質を見抜く眼力は常人の域を超えています。数ある彼の著作を大別すれば組織マネジメントを取り上げたものと社会問題を取り上げたものがあります。組織マネジメントを取り上げたものとして特に著名なのは、ドラッカーによる経営書の3大古典とされる「現代の経営」「経営者の条件」「マネジメント」です。 社会問題に触れた著作として有名なものでは、「ネクスト・ソサエティ」「見えざる革命」そして今回部分的に紹介する「断絶の時代」などがあります。 「断絶の時代」は、多元的な組織社会が到来すること、知識労働者の時代が訪れること、教育の革命が不可避であることなどを今から40年前に発表された書で早くも指摘しています。論理展開が多岐に渡る書を要約するのは困難なので、大きな反響を及ぼし実