広告会社が、広告主に報酬を請求するには、二つの方式がある。 コミッション方式とフィー方式。 公正取引委員会が発表した広告業界の取引実態に関する調査報告書によれば、 コミッション方式とは、基本的には、広告会社の行なった業務内容、業務量には影響されることなく、媒体枠料金等に一定の割合(報酬率)を乗じたものを広告会社の報酬とするものを指し、フィー方式とは、媒体枠料金等に影響されず、実際に広告会社がその担当業務を行なった際の費用を基に計算するものであり、①コスト積み上げ方式、②コスト見積もり方式、③固定フィー方式を言う。 この公正取引委員会の報告書は、広告業界の実態を垣間見るのには、適している。 広告会社にとっては、コミッション方式の方が確実であり、広告主にとっては、コストコントロールの観点からも、透明性の観点からもフィー方式が都合がよい。 欧米では、フィー方式が主流。日本の広告業界では、まだまだ
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