内閣府が20日発表した1〜3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値によると、物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比4.0%減、年率換算で15.2%減となり、戦後最悪を記録した。昨年10〜12月期に続く2期連続の2ケタマイナス。昨秋以降の世界的な金融危機を背景に輸出の大幅な減少が続く中、企業部門の悪化が家計部門に波及した。4期連続のマイナス成長も戦後初めて。物価の影響を含む名目GDPも2.9%減(年率10.9%減)に落ち込んだ。 この結果、2008年度実質成長率は3.5%減と、1998年度(1.5%減)を下回り、戦後最悪となった。 【関連ニュース】 ・ GDP、最悪の落ち込みに=1〜3月期は年率15.9%減−民間予測 ・ 09年度成長率、マイナス3.1%に=見通し大幅下方修正−日銀 ・ 株・不良債権処理損3兆円超=大手銀6グループの09年3月期 ・ 〔ニュースワード〕
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